
ダイエットの理想は、
・体脂肪を落とす
・筋肉量の維持もしくは増やす
ことで心身の健康かつ理想の体型を手に入れることです。
その中で食事による影響は大きく、特に三大栄養素(たんぱく質/脂質/炭水化物)のバランスは重要度が高いです。
中でも、炭水化物が『なぜ必要なのか?』について、理由を3つ簡単にお伝えさせて頂きます!
①筋肉の合成が促進される
炭水化物の役割は、『栄養素の運び屋』です。
皆さんが食事から摂取した栄養素を、各細胞に運んでくれているのが炭水化物です。
例えば、筋肉に必要な栄養素はたんぱく質ですが、たんぱく質を筋肉まで届けてくれるのも、炭水化物の役割です。
炭水化物を摂取するから、たんぱく質が筋肉に届き、結果的に重力に負けない引き締まった体をつくることが出来ます。
②筋肉の分解を抑制してくれる
あまりに炭水化物の摂取量が少ないと、代わりに筋肉を分解してエネルギーに回します。
この機能があるからこそ生き延びれるわけですが、筋肉が落ちてしまっては、重力に負けない引き締まった体はなりにくくなります。
逆に過剰摂取をすると、脂肪が燃焼されづらかったり蓄積されたしてしまいます。
炭水化物は必要ですが、タイミングと量が大切です。
タイミングは、最も活動量が多い時間帯で摂取すること。
量は1食あたり拳1つ分を目安にすること。
私たちパーソナルトレーナーの場合は昼が最も活動量が多いので、昼食でおにぎり1個程度が目安となります。
③筋トレのパフォーマンスが向上する
炭水化物はエネルギー源でもあるため、少なすぎると力が出ません。
ある程度の空腹感で動くことは、体脂肪を燃やすためにとても重要ですが、筋トレをする気にならなかったり、力が出ない感覚があれば、炭水化物の摂取を見直す必要があります。
健康的かつ引き締まった体をつくるためには、やはりある程度の筋肉量は必要ですので『それに合ったパフォーマンスができる』というのがベストです。
●まとめ
3つの理由を一言でまとめると、
『炭水化物は筋肉をつけるうえで欠かせない栄養素』
ということです。
ただ、食べ過ぎると体脂肪として蓄積されることは事実なので、朝と夜は控えて最も活動量が多い昼の時間帯に、おにぎり1個程度は食べるのがおすすめです!
炭水化物をうまく活用して、健康的かつ引き締まった体をつくっていきましょう✨