こんにちは。
パーソナルトレーニングジムSTELLAです。
健康志向やダイエット志向が高まる現代、「ゼロキロカロリー食品」を見かけることが増えてきました。
カロリーを気にせずに甘いものが楽しめるという魅力から、多くの人に選ばれています。
しかし、「ゼロカロリーだから安全」「食べ放題でもOK」と思っていませんか?
実はゼロキロカロリー食品には、メリットだけでなく注意点もあるのです。
この記事では、ゼロキロカロリー食品のメリットと落とし穴、そして気になる虫歯リスクの真実について、わかりやすく解説していきます。
目次
ゼロキロカロリー食品とは?
「ゼロカロリー」と表示されている食品は、100gまたは100mlあたり5kcal未満であれば「ゼロ」と表記できると、食品表示基準で定められています。
主に使われているのは、以下のような人工甘味料:
- アスパルテーム
- スクラロース
- アセスルファムK
- キシリトール(糖アルコールの一種)
これらは、砂糖の何百倍もの甘さを持ちながらも、体に吸収されにくいためカロリーがほとんどありません。
ゼロキロカロリー食品の主なメリット
カロリーを抑えて甘さを楽しめる
ダイエット中でも「甘いものが欲しい」という気持ちは自然なこと。
ゼロカロリーのゼリーや飲料は、満足感を得つつ摂取カロリーを抑える手助けになります。
血糖値に影響しにくい
人工甘味料は血糖値にほとんど影響を与えないため、糖尿病の人や血糖コントロールが必要な人にとって便利です。
虫歯になりにくい(でも注意点あり!)
これはあまり知られていないかもしれませんが、ゼロカロリー食品に含まれる人工甘味料は、一般的に虫歯の原因になりにくいとされています。
ゼロカロリーは虫歯にならないって本当?
甘いけど、ゼロカロリーなら歯には優しいよね?
たしかに、人工甘味料は、虫歯菌(ミュータンス菌など)がエネルギー源として利用できず、酸も出さないため、砂糖よりも虫歯になりにくいとされています。
特にキシリトールには、虫歯菌の働きを弱める効果も報告されています。
しかし、「虫歯にならない」と言い切るのは危険です。
理由は次の通りです。
▼飲み物の酸で歯が溶ける可能性
ゼロカロリーの炭酸飲料は、pHが低く酸性が強いことがあります。
酸が歯の表面(エナメル質)を溶かす「酸蝕症(さんしょくしょう)」のリスクがあるのです。
▼ 本当に“ゼロ”じゃないこともある
「ゼロカロリー」と表記できるのは5kcal未満のとき。
つまり、少量の砂糖や糖類が含まれている場合もあるのです。
毎日大量に摂取していると、知らず知らずのうちに虫歯リスクが高まる可能性も。
▼間食の頻度が増えると虫歯リスクもUP
「ゼロカロリーなら大丈夫」と油断して、何度も飲食していると、口の中が常に甘い状態になり、だ液の自浄作用が追いつかなくなることも。
これは虫歯だけでなく、口臭や歯周病のリスクにもつながります。
その他の注意点
● 栄養バランスが崩れやすい
ゼロカロリー食品は「カロリーは少ないけど栄養も少ない」ものが多く、ビタミン・ミネラル・食物繊維などはほとんど含まれていません。
栄養補助ではなく、嗜好品として捉えましょう。
● 味覚が鈍くなる可能性
人工甘味料の強い甘さに慣れてしまうと、普通の果物や野菜の甘味が物足りなく感じることがあります。
結果的に、味の濃いものを好むようになることも。
● 腸内環境への影響も指摘されている
近年、一部の研究では人工甘味料が腸内細菌のバランスに悪影響を与える可能性も報告されています。
腸の状態が崩れると、免疫力や代謝、メンタル面にも影響が出るかもしれません。
まとめ
ゼロキロカロリー食品は、適切に使えばダイエットや血糖値管理に役立つ便利な食品です。
また、虫歯リスクも砂糖に比べて低いといわれています。
でも、だからといって「食べすぎても平気」「健康にいい」わけではありません。
3つのポイント!
- 頻繁に摂りすぎない
- 表示をしっかり確認する
- 歯や腸の健康も意識する
ゼロキロカロリー食品は“健康食品”ではなく、あくまで「選択肢のひとつ」。
日々の食生活の中でバランスを取りながら、賢く取り入れていきましょう。
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