こんにちは。

パーソナルトレーニングジムSTELLAです。

健康やダイエットに食べる順番が影響すると聞いたことはないでしょうか？

結論から言うと、食べる順番は気にした方が良いと言えます。

なぜなら、同じ食事内容・同じカロリーでも、食べる順番によって体内の反応が変わるからです。

血糖値の上がり方が変わる

食べる順番が注目される最大の理由は、血糖値の上昇スピードにあります。

糖質（ごはん・パン・麺類など）を最初に食べると、血糖値が急激に上昇します。

すると体内ではインスリンというホルモンが過剰に分泌され、血中の糖を脂肪として蓄えやすい状態になります。

一方で、「汁や野菜、タンパク質を先に食べてから糖質を後に食べる」という順番にすると、糖の吸収がゆるやかになり、血糖値の急上昇が抑えられることが多くの研究で示されています。

特に、食物繊維の豊富な野菜は糖質の消化・吸収を遅らせる働きがあり、インスリンの過剰分泌を防ぐ効果が期待できます。

脂肪がつきにくくなる理由

血糖値の急上昇が抑えられると、結果的に脂肪がつきにくい状態になります。

先ほど話したインスリンは「血糖を下げるホルモン」であると同時に、「脂肪合成を促進する」ホルモンでもあります。

つまり、「糖質から食べると血糖値が急激に上がり、インスリンが大量に分泌され余ったエネルギーが脂肪として蓄えやすくなる」という流れが起こりやすくなります。

食べる順番を工夫することで、この流れを穏やかにし、同じ食事量でもすこしだけ太りにくい方向に変えることができます。

満腹感が得られやすく、食べすぎを防げる

もう一つ重要なのが、満腹感への影響です。

タンパク質や食物繊維を先に摂ると、胃の内容物の滞留時間が長くなり、満腹ホルモン（GLP-1、PYYなど）が分泌されやすくなります。

その結果、食事の後半で自然と食べる量が抑えられます。

これは「我慢」ではなく、体の生理反応として食欲が落ち着く状態です。

ダイエットが続かない方ほど、この「自然に抑えられる仕組み」を使うことが重要です。

まとめ

食べる順番は、体のホルモン反応や血糖コントロールに基づいた方法です。

最も重要な「何を食べるか」に加えて、「どの順番で食べるか」 を意識することで、

より健康的にダイエットを有利に進めれます。

食事管理よりハードルが低いので、食事改善の第一歩として、ぜひ今日から取り入れてみてください。

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