トレーニングで効率よく効果を発揮させるうえで大切なのが、3つの原理5つの原則です。
今回はそのうちの1つである『可逆性の原理』についてご紹介します。
可逆性とは?
『ある変化を考えたとき、条件を変えるとその変化と逆の方向に変化が起こってもとの状態に戻ること』
となります。
トレーニングでいうと、トレーニングをして筋肉量や体力が増加しても、トレーニングをやめてしまうと筋肉や体力は低下し、最終的に元に戻ってしまうということです。
これを『可逆性の原理』というわけですが、これを理解すると、トレーニングの効果に永続性はなく、最も大切なのは継続することだと気づきます。
そしてこの現象は、もしかしたら既に体験している方もいるかもしれません。
例えば、
骨折してギプスをすると、筋肉を使わなくなることから、足が細くなっていたり、力が入りづらかったりします。
これも可逆変化です。
他にも、日常では、重力という負荷がかかっているわけですが、無重力の空間にいると筋肉は落ちてしまいます。
これは宇宙飛行士が当てはまりますが、1日中ベットでゴロゴロしている人もほぼ無重力に近いので、筋肉の落ちるスピードは早いと考えられます。
こうして筋肉が落ちてしまうことを廃用性萎縮といいますが、高齢者などに多く問題視されています。
脊柱起立筋という筋肉は起立状態で1番使われることからこの名前がついていますが、言い換えると1番重力に逆らっている筋肉とも言えます。
そしてこの筋肉が弱くなり重力に負けると、猫背になっていきます。
この脊柱起立筋はスクワット、デットリフトという種目で使われます。
少しずつでいいので、ご自宅でも体を動かして筋肉を落とさないようにしていきましょう。
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