こんにちは。
岡山のパーソナルトレーニングジムSTELLAです。
腰痛は多くの方が経験されたことがあるのではないでしょうか。
一時的な痛みであれば自然と治癒することもありますが、慢性化することで他の病気や不調を引き起こす可能性があります。
今回は、腰痛が原因で引き起こされる可能性のある疾患、そして予防のために知っておくべきことについてご紹介いたします。
目次
腰痛から誘発される疾患
筋骨格系の障害
腰痛による体の不自然な使い方が、他の関節や筋肉に負担をかけることがあります。
腰痛をかばう姿勢が続くと、膝や股関節に過剰な負担がかかり、変形性関節症や炎症が起きるリスクが増加します。
腰椎の可動域低下が股関節疾患と密接に関連しているとされています。
このような姿勢の変化は長期的に痛みを悪化させる原因となる恐れがあります。
また、不良姿勢は肩こりや首こりを誘発することもあります。
特に、腰椎のアライメントが崩れると、上部の脊椎がその影響を受けるため、首や肩の筋肉が緊張しやすくなります。
心血管系への影響
慢性的な腰痛は、運動不足やストレスを引き起こし、心血管系疾患のリスクを高めます。
運動不足は血液循環を悪化させるだけでなく、体内の炎症を増加させます。 これが高血圧や動脈硬化を進行させる可能性があるとされています。
そのため、腰痛を放置することは心血管系の異常が発生するリスクを伴う場合があります。
メンタルヘルスの問題
腰痛が慢性化すると、精神的な健康にも大きな影響を与えることが知られています。
慢性的な痛みは心理的ストレスを増大させ、抑うつ症状を引き起こすことがあります。
腰痛患者の約30%が抑うつ症状を経験していることが明らかになっています。
痛みと精神的健康の悪化は負の連鎖を引き起こし、治療が難しくなる場合があります。
さらに、痛みが原因で夜間の睡眠が妨げられるケースも多く、これがさらなる疲労感や不安を引き起こします。
睡眠不足が継続すると、全身の回復力が低下し、他の病気のリスクも高まります。
内臓機能への影響
腰椎は内臓の機能を司る神経ともつながっているため、痛みや炎症が内臓の働きに悪影響を与えることがあります。
腰部の神経圧迫が胃腸に影響を及ぼし、便秘や消化不良を引き起こす可能性があります。
これらの慢性的な腰痛を持つ方に消化器症状が高頻度で見られることが確認されているそうです。
腰痛を慢性化させない為に
正しい姿勢の維持
長時間の不良姿勢は、椎間板や筋肉への負担を増やし、腰痛を悪化させてしまいます。 特にデスクワークや立ち仕事の方は注意が必要です。
【デスクワーク】
・骨盤がニュートラルになるように膝と股関節が90度になるよう椅子の高さを調整
・猫背にならないように画面の上端が目の高さと同じになるように机やパソコンの高さを調整
【立ち姿勢】
・耳、肩、骨盤、膝、くるぶしが一直線になるよう意識
・顎を軽く引き頭が前に出ないように
・お腹を軽く引き締め少し胸を張る
・長時間立っている場合は片足を少し前に出し適度に重心を移動
運動療法
腰痛の慢性化を防ぐためには正しい姿勢を維持する必要があります。
そのためには身体の柔軟性の低下や筋力の低下を防ぎ向上させることで日常生活での姿勢維持に繋がります。
腰痛には様々な種類がある為、一概には言えませんが体幹部や下半身に問題があることがほとんどです。 日常生活での運動が腰痛を防ぎ、さらに姿勢改善にも活躍してくれます。
まとめ
腰痛は体の不調のサインであり、適切に対処しないと他の疾患を誘発するリスクがあります。
しかし、日常生活での予防策を実践することで、そのリスクを大幅に軽減することが可能です。
「腰が健康であることは全身の健康を守る第一歩」です。
この機会に腰痛への理解を深め、日常生活を見直してみましょう。
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