こんにちは!
岡山のパーソナルトレーニングジムSTELLAです!
「昨日は飲み会でつい食べすぎた…」「甘いものを我慢できなかった…」そんな経験、誰でもありますよね。
でも安心してください。
たった1日の食べすぎが、すぐに脂肪として体に蓄積されるわけではありません。
実は、翌日の行動次第でその“過剰分”は十分にリセットが可能なのです。
今回は、食べすぎた翌日にすべき行動と、その理由をお伝えします。
目次
食べた分が即「脂肪」になるわけではない
「昨日いっぱい食べたから、体脂肪が増えて太ってしまった…」
そう思ってしまう気持ちはよくわかります。
でも、脂肪が増えるプロセスには時間がかかります。
食事によって余ったエネルギーは、すぐに脂肪になるわけではなく、まず肝臓や筋肉にグリコーゲンとして一時的に蓄えられます。
このグリコーゲンは水分と結びついて保管されるため、翌日の体重増加は多くの場合「水分+食べ物の重量」です。
その後、余剰エネルギーが使われずに残った場合に限り、脂肪合成(リポジェネシス)という過程を経て、体脂肪に変わっていきます。
この変換には24〜48時間以上かかるとされており、翌日に行動を変えれば「脂肪化」を防ぐことは十分可能です。
例えば、仮に1日で3000kcal摂取したとしても、そのうち身体が使う分が多ければ脂肪として残るカロリーは限定的です。
1kgの脂肪を蓄えるには約7000kcal以上の余剰が必要とされているため、1日で体脂肪がドンと増えることはないのです。
翌日にすべき行動5選【効果的なリセット方法】
朝食は抜かず、消化の良い内容にする
食べすぎた翌朝、「食べなければ戻るかも」と朝食を抜く方がいますが、それは逆効果。
食事を抜くと血糖値が不安定になり、昼や夜に過食を招きやすくなります。
むしろ、消化がよくて栄養バランスの取れた朝食を摂ることで、代謝をスムーズに再起動させることができます。
理想は、たんぱく質+少量の炭水化物+水分。
例:ゆで卵+おにぎり1個+具だくさん味噌汁
水を多めに摂って、体内をリセット
食べすぎた翌日は、塩分や糖分の過剰摂取で体がむくみやすくなっています。
体内に蓄積されたナトリウムや老廃物を流すには、水分が必要不可欠です。
特に、グリコーゲンは水と結びついて体に残っているため、しっかり水を摂ることでむくみの解消にもつながります。
・こまめに水を飲む(1.5〜2.5L)
・朝起きたらまずコップ1杯の水
・カフェインやアルコールではなく純粋な水か白湯がおすすめです
軽い運動で代謝を促進する
翌日に軽くでも体を動かすことで、前日の余剰カロリーをしっかり消費できます。
おすすめは、有酸素運動や軽めの筋トレを行っていきましょう。
・30分のウォーキング
・ヨガやピラティス
・スクワットやランジなどの下半身運動
動くことで血流が良くなり、代謝が高まり、グリコーゲンの消費も進みます。
無理に追い込み過ぎる必要はなく、「気持ちよく動く」ことが大切です。
食事は“質”を意識する
食べすぎた翌日は、「何をどれだけ食べるか」よりも「何を中心に食べるか」が重要です。
・低脂質(揚げ物・加工食品は控える)
・高たんぱく(鶏むね肉・豆腐・魚など)
・野菜・海藻・きのこなどの食物繊維をたっぷり摂る
このような食事にすることで、インスリンの急上昇を防ぎ、脂肪の合成を抑えることができます。
また、腸内環境も整い、便通改善にもつながります。
体重計に一喜一憂しない
食べすぎた翌日の体重増加は、水分・食べ物・グリコーゲンの蓄積によるものです。
実際の体脂肪の変化とは異なるため、ここで落ち込む必要はありません。
翌日にやるべきことを淡々と実践すれば、2〜3日で元の体重に戻るケースがほとんどです。
数字だけではなく、コンディションや感覚を信じる事も大切です。
食べすぎを繰り返さないための小さな工夫
リセットできるからといって、毎週のように暴食してしまっては、少しずつ脂肪として定着していきます。
予防のためには、以下のような習慣も有効です。
・空腹で買い物に行かない
・お酒を飲む日は、先にタンパク質や野菜を摂っておく
・お腹が満たされたら「満腹」ではなく「満足」で止める
・ストレスを感じたら“食べる”以外の手段を持つ(散歩・音楽など)
食べすぎは失敗ではなく、身体の反応や心の状態を知るチャンスです。
自分の傾向を理解し、対策することが長期的な成功につながります。
まとめ
食べすぎた翌日は、罪悪感よりも「冷静な対応」が大切です。
体のしくみを知って、必要な行動をとることで、脂肪になる前にしっかり対処できます。
ポイントは以下の5つ
・朝食は抜かず、消化の良いものを
・水を多く摂ってむくみを流す
・軽い運動で余分なエネルギーを消費
・食事は脂質控えめ・高たんぱくを意識
・数字にとらわれず、継続を優先する
たった1日でこれまでの全てが台無しになることはありません。
大切なのは「昨日何を食べたか」ではなく、「今日どう行動するか」です。
完璧を目指すのではなく、失敗からリカバリーすることこそが心身の健康を保ちながらダイエットするコツです。
---
【パーソナルトレーニングジムSTELLA】
TEL:086-250-9186
《新保店》
岡山県岡山市南区新保1611-1 ガラクシアトーレ4階
《藤原店》
岡山県岡山市中区藤原西町2丁目7番40号 苔口ビル101
《大安寺店》
岡山市北区大安寺南町1丁目7-21 VIPイノウエ1階
「ダイエットしたい」
「健康を取り戻したい」
「姿勢を綺麗にしたい」
など、体に関するお悩みがございましたらお気軽にご相談ください。
お問い合わせはコチラをクリック