こんにちは。
パーソナルトレーニングジムSTELLAです。

― 寝不足も、寝すぎも不調の原因になる ―

寒くなってくると、
「朝、布団から出られない」
「気づいたら寝すぎてしまう」
「寝ているはずなのに疲れが取れない」
そんな声をよく聞きます。

冬は体調を崩しやすい季節ですが、その大きな要因のひとつが睡眠の乱れです。
実は寒い時期は、睡眠不足だけでなく“寝すぎ”にも注意が必要なのです。

なぜ寒いと布団から出られなくなるのか？

寒い環境では、体は体温を守るためにエネルギーを使います。
その影響で自律神経は緊張しやすく、朝になっても体が完全に目覚めきらない状態になりがちです。

さらに、

• 室温が低い
• 朝の光を浴びていない
• 寝る直前までスマホを見ている

こうした条件が重なると、
「起きたいのに体が動かない」状態を作ってしまいます。

これは意志の弱さではなく、体の仕組みの問題です。

寝すぎてしまうことの注意点

「たくさん寝たほうが体にいい」と思われがちですが、
実は寝すぎも体調不良の原因になります。

寝すぎによって起こりやすいのが、

• 自律神経の切り替えがうまくいかない
• 体がだるく、重く感じる
• 血流が滞り、冷えやすくなる
• 日中の活動量が落ち、代謝が下がる

特に寒い時期は、
「動かない → 眠くなる → さらに動かない」
という悪循環に入りやすくなります。

睡眠は“量”より“質”が大切

冬に大切なのは、長く寝ることよりも
しっかり回復できる睡眠を取ることです。

睡眠中、体では

• 筋肉や関節の修復
• 成長ホルモンの分泌
• 自律神経の調整
• 免疫機能の回復

が行われています。
この質が低いと、いくら寝ても疲れは抜けません。

寒い時期の睡眠の質を上げるポイント

「布団から出られない」「寝すぎる」を防ぐために、次を意識してみてください。

• 寝る90分前に入浴し、深部体温を一度上げる
• 寝室やリビングを寒くしすぎない
• 首・お腹・足首を冷やさない
• 朝起きたらカーテンを開けて光を浴びる
• 起床時間を平日・休日で大きくズラさない

特に朝の光と起床時間の安定は、
寝すぎ防止にとても効果的です。

睡眠が整うと、冬の不調は減っていく

睡眠のリズムが整ってくると、

• 朝の目覚めが楽になる
• 布団から出やすくなる
• 日中の体のだるさが減る
• 運動や食事の意識が自然と整う

寒い時期に体調が安定している人ほど、
頑張っているのではなく、
ちゃんと眠れているケースが多いです。

まとめ

寒い季節は、
睡眠不足だけでなく寝すぎにも注意が必要です。

「布団から出られない」「寝てもスッキリしない」は、
体からのサインかもしれません。

この冬は、
長く寝ることよりも
気持ちよく起きられる睡眠を意識してみてください。

体調も、代謝も、日中の動きやすさも、
確実に変わってきます。

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