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腸とダイエットの関係

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腸とダイエットの関係

前回は【腸の働き】について書きました。
まずは前回のおさらいを簡単にしてから、腸内環境がどのような影響を及ぼすのか、
腸とダイエットの関係性についてお伝えしていきたいと思います。

 

目次
前回のおさらい
腸内環境が悪化するとどうなるのか?
腸内環境を整えることで得られる以外な効果
まとめ

前回のおさらい

前回で、腸の働きには『消化』『吸収』というこの2つが主な働きとしてあることをお伝えしました。
胆汁、膵液、腸液により三大栄養素を細かく分解し、微絨毛から吸収して全身へ吸収されていく。
このような消化吸収の中心的な役割を担っているのが腸ということでした。

今回は腸内環境が悪化することで及ぼす悪影響について、腸内環境が整うことで得られる以外な効果、主にこの2つを知っていただき、
それらからダイエットと腸内環境の関係について知っていただければと思います。
 

腸内環境が悪化するとどうなるのか?

腸内環境が悪化すると、栄養素の消化吸収の機能が低下してしまいす。
消化吸収の機能が低下するということは、食べたものから栄養素が吸収できず、『食べているのに低栄養』という状態に陥ってしまいます。

このような状態は、ダイエットにストップがかかってしまいます。
なぜかと言いますと、体は常に一定を保とうとする『恒常性』(ホメオスタシス)という機能が備わっているからです。

例えば、
寒い時に体温が下がると、体は震えて体温を上げようとする。
暑い時に体温が上がると、体は汗と一緒に熱を放出して体温を下げようとする。
風邪を引くと免疫が向上して風邪が治る。
このように、危険を察知して一定を保とうとするわけですが、体に栄養が足りない場合も恒常性が働き、
低栄養となった体の危険を察知して、代謝を下げて一定の栄養状態を保とうとしてしまうのです。

これがダイエット中に起こる停滞期の原因となるケースの1つです。
さらに、腸には免疫細胞の約70%が存在するといわれており、免疫力が低下して活動量が減ってしまうと、カロリー収支がマイナスにならず、これもダイエット中の停滞期の原因となってしまいます。

これらのことから、腸内環境を整えておくことは、
●代謝低下を防ぐ
●免疫力低下を防ぐ
といったことに繋がります。

ダイエットをスムーズに進めるために、腸内環境を整えることは大切ですね。
 

腸内環境を整えることで得られる、以外な効果

他にも、腸内環境を整えることで期待できる効果がいくつかあります。

●ストレス軽減
腸には『セロトニン』という別名『幸せホルモン』とも呼ばれる神経伝達物質が存在し、腸内環境が整うことでセロトニンの分泌が活発になりストレスの緩和に繋がります。

●肌荒れを防ぐ
お肌のシミやシワなどの原因には活性酸素が関係しており、活性酸素は激しい運動やストレスにより活性化すると言われています。
腸内環境を整えることで、腸内細菌がビタミンを合成する働きをスムーズにし、そのビタミンによる抗酸化作用で活性酸素除去に役立ちます。

●下痢になりにくい
下痢というのは、便中に過剰に水分を含んで、便が柔らかくなった状態のことを言います。
腸では水分の吸収も担っているため、腸内環境が整っていれば水分もしっかり吸収でき下痢を防ぐことにつながります。
 

まとめ

今回は腸内環境とダイエットの関係についてお伝えさせていただきました。

腸内環境が悪化すると、
→代謝低下
→免疫力低下
が起こる。

腸内環境を整えることで、
→代謝低下を防ぐ
→免疫力低下を防ぐ
→ストレスの軽減
→肌荒れを防ぐ
→下痢になりにくくなる
などが期待できる。

このように様々な影響があるわけですが、やはり腸内環境を整えることはダイエットに取り組む方にとって重要と言えます。
もちろんダイエットだけでなく、健康のためにも大切です。

次回は腸内環境を整える方法や、悪化させる食事についてお伝えしていきたいと思います!

 

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