『ストレスによる過食』
『ストレスによるモチベーション低下』
これらはダイエットに取り組む多くの方が、一度は経験のあることではないでしょうか?
仕事が忙しくて…
人間関係がうまくいかなくて…
食事管理がきつすぎて…
結果、過食やモチベーションの低下に繋がってしまう。
仮にこの状況で痩せたとしても、強烈なストレスに耐えていた反動は大きく、リバウンドに繋がってしまう可能性が高いです。
このようなリバウンドを防ぎ、ダイエットを成功させるためには、ストレスとの上手な付き合い方を考え、適切な対処法をしていくこと(ストレスマネジメント)が欠かせません。
そこで、今回の記事では
・ストレスの仕組み
・ストレス対処法
について詳しく解説していきます。
是非最後まで読んでみてください。
ストレスの仕組み
ストレス対処法
(1)セルフモニタリング
(2)アロマ
(3)ストレッチ
まとめ
ストレスの仕組み
心理学では、
ストレスの原因となる出来事や状況のことを『ストレッサー』
それによって起こる心身の変化を『ストレス反応』と言います。
例えば、
仕事が忙しいという状況はストレッサーであり
それによる過食はストレス反応です。
ストレッサーやストレス反応には、下記のように様々な種類があります。
【ストレッサーの種類】
①身体的ストレッサー
→睡眠不足、体調不良
②心理・社会的ストレッサー
→人間関係、多忙さ、仕事のプレッシャー
③物理的ストレッサー
→気温、照明、騒音
④科学的ストレッサー
→有害物質、大気汚染
⑤生物学的ストレッサー
→ウイルス、花粉
【ストレス反応の種類】
①身体的反応
→過食、疲労、食欲不振、不眠、動悸、頭痛
②心理的反応
→集中力の低下、不安、イライラ、物忘れ、落ち込み
③行動的反応
→過食、性欲減退、暴言暴力、遅刻や欠勤、作業能力低下
まずは、上記のようなストレスの仕組みを理解し、直接ストレッサーに働きかけることで根本的な解決に取り組んでみましょう。
ストレス対処法
対処法の理想は、ストレスの原因となっているストレッサー自体をなくすというのが理想ですが、そうもいかないケースもあるかと思います。
そこで、今回はストレス反応の負担を軽減させる具体的な対処法を3つご紹介していきます。
(1)セルフモニタリング
自分の体調や気分の変化を継続的に用紙に書き出してみる方法です。
これを行うことで、自分がどういう時にストレスを感じ、そのとき心身にどんなストレス反応が起こるかを知ることができます。
自分のストレスや心の状態を客観的に分析することで、気持ちが楽になるなどの効果が期待できます。
(2)アロマ
ストレスの反対はリラックスです。自宅や職場でアロマオイルを利用して、良い香りをさせることでリラックス効果が期待できます。
また、身の回りの環境を清潔に保つことも、リラックスするために大切です。
(3)ストレッチ
体には自律神経といって、興奮状態の時に優位になる交感神経と、リラックス状態の時に優位になる副交感神経があります。ストレッチを行うことで副交感神経が優位になり、体がリラックスするためストレス反応の軽減に繋がります。また、ストレッチにより、ストレスホルモンと言われる「コルチゾール」の分泌も抑えることができます。
まとめ
今回はストレスとダイエットの関係性についての記事でした。
ストレスを抱えていると感じている、ダイエットやボディメイクに取り組まれる方、是非参考にしてみて下さい。