こんばんは、星島です!
今回はベンチプレスにおいて、あまり聞き馴染みのない『レッグドライブ』について、少しマニアックかもしれませんが、お伝えしようと思います!
ベンチプレスは胸(大胸筋中部、下部)を主にターゲットとした種目で、その他の胸の種目に比べて比較的重量を扱うことができる、という特徴があります。
つまり、物理的な刺激を大胸筋に与え、神経と筋肉に対してアプローチをすることができます。
物理的な刺激は、大胸筋自体のパワーが向上することで、その他の胸の種目でも重量が伸び、その結果筋肉がつくということに繋がります。
そこでコツとしてあげられるのが『レッグドライブ』なわけです。
レッグドライブは『足の踏ん張り』のことです。
大きく2つの踏ん張り方(スタンス)があります。
まず一つ目、
膝を90度の状態で、足幅を肩幅より広めに開いたスタンスです。特徴としては、バランスが取りやすくなる反面、床で踏ん張った力(床反力)が伝わりにくくなります。
二つ目、
膝をできるだけ鋭角に曲げて、足幅は肩幅より狭めにするスタンスです。特徴は、床反力が伝わりやすい反面、バランスがとりづらいといったことがあげられます。
ちなみに私の場合は、足裏の親指の裏(母指球)と小指の裏(小指球)と踵(踵骨)の3点で踏ん張れる範囲で、スタンスをとるように意識しています。
この3点を『トライポット』というのですが、片足エクササイズでもバランスを取る際に重要になります。
注意して頂きたいのが、膝を曲げすぎて腰が反ってしまうことです。
腰が本来の可動域以上に動いた状態で、踏ん張ると、怪我に繋がります。
必ず、お尻はベンチにつけたままで踏ん張るようにしましょう。
いくらレッグドライブが上手く使えたからといって、魔法のような技術ではありません。
しっかり安全なフォームを習得した上で、発展的なことに取り組むのが良いかと思います。
今回はベンチプレスにおける『レッグドライブ』をご紹介しました。
参考になれば幸いです ♂