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妊娠中の運動を安全に行うために

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妊娠中の運動を安全に行うために

こんばんは、星島です!

妊娠中の運動を安全に行うためには、運動中の姿勢や呼吸、強度設定を考慮する必要がありますが、それ以前に2つの利用条件を満たしていることが前提となります。

利用条件は、
①妊娠12週目以降であること
②医師からの運動許可を得ていること
この2つになります。

妊娠中に運動をすることで腰痛の予防や便秘解消、ストレス解消など様々なメリットが得られますが、安全にメリットを得るためにはこの2つの条件は必須です。

①を条件とする理由は、
自然流産の多くは妊娠12週未満に起こり、妊娠初期に激しいスポーツをした場合、流産率が高くなることが報告されているためです。(※1)

日本臨床スポーツ医学会の『妊婦スポーツの安全管理基準2019』に定める母児の条件にも、『妊娠成立後にスポーツを開始する場合は、原則として妊娠12週以降であること』と記載あります。(※1)

このようなことから、利用条件として妊娠12週目以降であることを1つ目の条件としています。

②を条件とする理由は、
禁忌項目に該当する妊婦さんは母体と胎児に悪影響を及ぼす可能性があり、そのためにも医師からの許可を得た上で運動をして頂きたいからです。

禁忌項目とは、心疾患や高血圧、胎盤が低い位置にある前置胎盤などが含まれています。(※2)
先程の『妊婦スポーツ安全管理基準2019』には『現在の妊娠経過が正常であることが基本的な条件になる』と記載あります。(※1)

スムーズにご案内するためにも、まずは医師からの許可をもらってから、お問い合わせ頂ければと思います。

ここまでが2つの条件を設けている理由になります。

今回は、安全に行うためにということで記事を書きましたが、妊娠中の運動は日本やアメリカ、カナダのガイドラインでも推奨されています。(※2,3,4)
気になる方は『参考資料』からご覧下さい。

明日は妊娠中に多い腰痛に関して投稿予定です。
妊娠中の運動で不安のある方は、お気軽にパーソナルトレーニングスタジオSTELLAへご相談下さい!

参考資料
https://www.rinspo.jp/files/proposal_28-1-01.pdf
WISE, Stephanie L.; BINKLEY, Jean L.; BINKLEY, Helen M. 妊娠中および産後のトレーニング: コーチングの留意点.
https://www.acog.org/clinical/clinical-guidance/committee-opinion/articles/2020/04/physical-activity-and-exercise-during-pregnancy-and-the-postpartum-period
https://themamasphysio.com/wp-content/uploads/2022/01/canadian-guideline-for-physical-activity-pregnancy.pdf

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